これまでの説明で見てきたように、これからの日本は非常に厳しい状況になりそうです。
見ていない方は、コチラからどうぞ ➡ 本格化する人口減少と高齢化
次のようなことが現実となり、押し寄せてくるでしょう。
・大増税
・年金負担増と年金受給減
・公共サービス減少と有料化
・円の資産価値減少
・不安定な雇用環境
いずれもお金の問題です。
国を変えることはできませんが、自分のお金は、自分で準備することができます。
ではどんな準備をすればよいのでしょう?
キーワードは、
・収入の多様化
・不労所得
・資産の分散
この3つのキーワードに対処することで、日本に将来押し寄せてくるさまざまなお金の問題から身を守ることができるようになるでしょう。
収入の多様化・不労所得・資産の分散とは?
インターネットの普及とニーズの多様化で、自分でできることが大幅に増えています。
お金の準備に必要なこととして、
・1つの労働所得に頼らない収入の多様化
・自分で年金(不労所得)をつくる
・国債暴落に備え円資産の一極集中を分散させる
・インフレ対応する
収入の多様化
収入の多様化はいろいろありますね。
投資したり、副業したり、起業したり。
インターネットを使って、自宅でいろんなことができます。
証券投資は、今やネットが当たり前です。店舗に行く必要もなく、時間の制約を受けることもなく、安い手数料で資産運用ができるようになりました。
副業だってネットが当たり前です。
ブログ、youtubeなどの公告収入、アフェリエイト、ポイントやネット懸賞、オークションなど副業のネタはたくさんあります。
休日や仕事が終わった後に、収入を得ることができます。
規模が大きくなると法人化して、本格的に事業をすることも簡単にできるようになっています。
不労所得
不労所得の定義はいろいろあると思いますが、サラリーマンの労働所得のように労働の対価として収入を得るのではなく、労働せずとも所有していることで得られる収入といったところでしょうか。
自分年金として、必ず準備しておきたい収入です。
具体的には、株や投資信託など証券の配当、分配金とか、不動産の家賃収入などが相当します。
副業や事業収入にも、ある程度規模が大きくなり手がかからなくなると、不労所得といえる収入もあります。
資産の分散とインフレ対応
資産の分散は、まず円資産の一極集中を分散することが重要です。サイトのタイトルからして海外投資なので、まあそうゆうことですが。
海外資産や現物資産など、日本国債や日本円が暴落しても被害を直接受けない資産を持つことです。
海外資産については、コチラも参照してください ➡ 海外分散投資が選ばれるワケ
インフレ対応とは、物価上昇に備えることになります。
預貯金で資産をつくっても、時間がたつとインフレで価値が減少します。資産運用によってインフレをカバーすることが必要になります。
時間を利用することが何よりも重要
人によりいろいろな方向性があると思いますが、一つだけ共通して言えることがあります。
時間を使うということです。
誰も初めから不労所得を生むたくさんの資金や、稼ぐための豊富な知識や経験をもっている訳ではありません。
しかし、時間をかけて少しづつ資金や知識、経験を増やすことができます。
お金は時間を使うことで稼ぐことも、増やすこともできます。
例えば1日2時間あれば1年で730時間となり、いろいろなことが習得できる時間になります。
学校の勉強をするイメージでとらえると苦痛ですが、自分が好きなことを選択することができるので、趣味のようになると楽しくお金の準備ができます。
(2015年10月)
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