ネット証券と銀行口座の組合せを徹底比較!連携のよい選択がわかる!

    

証券会社の口座開設を行うにあたり、入出金のルートを事前によく検討しておく必要があります。

でも選択肢がたくさんあって、どれを選んでよいかわからないですよね。

証券口座からの出金は、基本的に証券口座と同じ名義の銀行口座にしかできません。投資資金を出し入れするためには同じ名義の銀行口座とセットで構築しておきます。

あわせて日常生活で使っている銀行との機能分担も考えておくとベターです。

銀行口座を持ちすぎても管理が大変になりますので、証券口座を開設するにあたり、資金の流れを見直しておくのがおすすめです。

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証券口座用の銀行口座を選ぶ基準としては、
・証券口座と銀行間の手数料(国内送金、海外送金)
・送金限度額(投資額が大きい人は注意)
・銀行の経営基盤が安定している
・その他のサービス内容
 (ATMやカード、セキュリティ、特典など)

投資資金は基本的に証券口座で運用するのが効率的で、銀行の預金金利は選定基準に含めていません。

海外の証券口座への資金移動は、海外送金になるので、初めての人も多いでしょう。海外送金については、コチラも参考にしてください。 ➡ 海外証券会社の入出金

海外証券会社と国内銀行の組合せ比較

主なネット銀行と米国ネット証券の連携を表にまとめました。

インタラクティブ
ブローカーズ
ファーストレード証券
プレスティアSMBC信託銀行
(プレスティアオンライン)
   ◎
国内円貨送金で入金できる
 (ただし郵送手続きが必要)
手数料安い(800円/件)
送金限度額大きい(1日400万円)
IBの為替手数料格安
 (100,000ドル両替でも2ドル)
・ドル送金も可能

    ○

・米ドル送金(3500円/件)
送金限度額大きい
 (1回300万円、1日600万円)

・為替手数料(1円/米ドル)
三井住友銀行
(SMBCダイレクト)
    ○
・米ドル送金(8500円/件)
・送金限度額
 (1日300万円、月500万円)
・為替手数料(1円/米ドル)

    ○
・米ドル送金(8500円/件)
・送金限度額
 (1日300万円、月500万円)
・為替手数料(1円/米ドル)
東京三菱UFJ銀行
(三菱東京UFJダイレクト)

海外送金は窓口での取扱い海外送金は窓口での取扱い
ゆうちょ銀行
(ゆうちょダイレクト)

海外送金は窓口での取扱い海外送金は窓口での取扱い
楽天銀行
米ドル送金可
米ドル受取不可
米ドル送金(1750円/件)
・送金限度額
 (1日100万円、年500万円)
為替手数料安い(25銭/米ドル)

米ドル送金可
米ドル受取不可
米ドル送金(1750円/件)
・送金限度額
 (1日100万円、年500万円)
為替手数料安い(25銭/米ドル)

住信SBIネット銀行海外送金の取り扱いないので、別銀行を経由する

海外送金の取り扱いないので、別銀行を経由する

ジャパンネット銀行海外送金の取り扱いないので、別銀行を経由する

海外送金の取り扱いないので、別銀行を経由する

2015年5月時点、国内送金手数料は税込(消費税8%)

海外の証券会社を使う場合はプレスティアSMBC信託銀行(旧シティバンク銀行)が有利です。特にインタラクティブ・ブローカーズを使う場合はメリットがあります。

ただしプレスティアの口座は月額2,000円(税抜き)の口座維持手数料が発生します。

円預金や投資信託50万円以上、あるいは外貨20万円相当以上を預けておくと口座維持手数料が無料になります。また、SMBC信託銀行カードを利用すると、口座維持手数料が無料になります。

2015年11月にシティバンク銀行のリテール部門(個人客用)が、三井住友フィナンシャルグループグループに吸収合併されました。

外資系邦銀が次々と日本を離れ残念ですが、その後のサービスには注目しています。

そのかわり、国内でも海外送金できるネット銀行がでてきました。楽天銀行は、送金限度額はまだ少ないですが、安い手数料で海外送金できます。今後の国内ネット銀行のサービス充実が期待されます。

サービス内容は刻々と変更されますので、口座開設する場合は個別によく調査の上申し込み下さい。

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国内証券会社と国内銀行の組合せ比較

主なネット銀行と国内ネット証券の連携を表にまとめました。

マネックス証券
SBI証券
楽天証券
プレスティアSMBC信託銀行
(プレスティアオンライン)
・送金手数料
 (248円/件税抜き)
・出金手数料無料
・送金手数料
 (248円/件税抜き)
・出金手数料無料
・送金手数料
 (248円/件税抜き)
・出金手数料無料

外貨送金サービスあり
三井住友銀行
(SMBCダイレクト)
・送金手数料無料
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料

米ドル送金サービスあり(窓口のみ)
東京三菱UFJ銀行
(三菱東京UFJ
ダイレクト)
・送金手数料無料
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料
ゆうちょ銀行
(ゆうちょダイレクト)
・送金手数料無料
・出金手数料無料

・送金手数料無料
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料
楽天銀行


・送金手数料無料
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料

マネーブリッジサービスあり
住信SBIネット銀行・送金手数料
 (154円/件税込)
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料

SBIハイブリッド預金サービスあり
・送金手数料無料
・出金手数料無料
ジャパンネット
銀行

・送金手数料無料
・出金手数料無料

・送金手数料無料
・出金手数料無料
・送金手数料無料
・出金手数料無料

2015年5月時点、国内送金手数料は税込(消費税8%)

国内ネット証券会社大手(マネックス証券、SBI証券、楽天証券)と、大手ネット銀行(楽天銀行、住信SBI銀行、ジャパンネット銀行)の間は入出金の手数料は無料か非常に安く抑えられています。

海外送金やその他のサービスにそれぞれ特色がありますので、生活スタイルや用途に応じて選択することになります。

口座を新たに開設して、銀行口座の数が増えると、家計の資金管理が手間になります。家計管理を簡単にする方法をまとめています。コチラ ➡ 家計管理表~貯蓄残高推移と月次収支

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