日本株の投資先として、ひふみ投信に投資してみる!人気と評判の秘密

    

日本株の投資信託にひふみ投信という銘柄があります。

ひふみプラスという銘柄で、マネックス証券やSBI証券でも投資できる日本株のアクティブファンドです。

テレビのカンブリア宮殿やガイアの夜明けでも報道された人気の銘柄です。

海外分散投資の日本株の投資先としてどうでしょうか?

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目   次
1.ひふみ投信の特徴
 ・ひふみ投信
 ・ひふみプラス
 ・ひふみ年金
 ・ひふみ投信の運用成績
2.なぜ ひふみの運用成績が良いのか?
3.海外分散投資における日本株への投資

ひふみ投信の特徴

ひふみ投信を運用するのは、2003年に設立された資産運用会社 レオス・キャピタルワークス株式会社 です。

レオス・キャピタルワークスが運用するひふみ投信には、3つのタイプがあります。

3つのタイプは、同じマザーファンドで運用するため、運用方針やポートフォリオは全く同じです。

ひふみ投信

ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークスが直接販売する投資信託です。
レオス・キャピタルワークスに総合取引口座を開設する必要があります。

販売会社:レオス・キャピタルワークス
買付手数料:無料
信託報酬率:年 1.0584%(税込)

ひふみプラス

ひふみプラスは、証券会社など販売会社を通して販売される投資信託です。
マネックス証券SBI証券で購入できます。

販売会社:銀行や証券会社
買付手数料:マネックス証券 無料
      SBI証券 無料
信託報酬率:年 1.0584%(税込)

ひふみ年金

確定拠出年金用の投資信託です。

確定拠出年金については、コチラ ➡ iDeCo(イデコ)確定拠出年金で老後貧乏は回避できるか?受給や税金のメリットやデメリット

ひふみ投信の運用成績

ひふみ投信とTOPIX(Tokyo Stock Price Index、東証株価指数)を比較すると、ひふみ投信の運用成績の良さがわかります。

2009年の8月を基準とすると約4.5倍になっています。

この数年はアベノミクスによる日銀の買い支えで、東証株価指数も上昇していますが、それをはるかに上回っています。

この運用成績で人気となっており、この数年ファンドの売れ筋トップになっています。

なぜ ひふみの運用成績が良いのか?

ひふみ投信の運用成績が良いのには、もちろん理由があります。

レオス・キャピタルワークスの代表でもあり、ファンドマネージャーでもある藤野氏は、もと外資系金融機関の敏腕ファンドマネージャーだそうです。

レオス・キャピタルワークスを立ち上げ、投資の必要性の普及につとめています。

ひふみ投信の運用方針

レオス・キャピタルワークスのサイトには、次の特徴があげられています。

・主に日本の成長企業に投資
・守りながら増やす運用
・顔が見える運用

そして、足で稼いだ情報で成長企業を発掘しています。

これがもっとも重要でしょう。

現在ではインターネットを通して多くの情報を入手することが出来るが、これは誰でも入手できる情報なのでファンド毎の差になりません。

ひふみ投信は、企業を直接訪問し、経営者にインタビューして企業を把握することに努めています。

実際に企業に訪問し、経営者に会い、見聞きすることで将来の成長を見極めています。

まさに現地現物主義です。

これは、著名投資家フィリップ・フィッシャーを思わせる投資スタイルです。

フィリップ・フィッシャーは、ウォーレン・バフェットが大きく影響を受けた投資家です。

企業に足を運び、くまなく調べるフィッシャーの企業調査は、個人の投資家ではまず出来ません。

ひふみ投信の投資スタイルは、個人の投資家に代わって、企業を訪問調査して、成長企業を見つけ出し、そこに投資するという頼もしいものです。

フィリップ・A・フィッシャーの成長株投資については「フィッシャーの超成長株投資」を読んで見て下さい。

レオス・キャピタルワークスのサイトです。

レオス・キャピタルワークス株式会社
レオス・キャピタルワークスの公式ホームページです。レオスが運用する投資信託「ひふみ」は守りながらふやす運用でお客様の長期にわたる資産運用を応援しま...

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海外分散投資における日本株への投資

日本で暮らしている日本人は、どうしても円建て日本資産のウェイトが増えます。

給与収入が円建てであり、日々の生活の支出も円建て、貯蓄も円建て、となると何もしていなければ日本円100%です。

世界でも類を見ない超々高齢化社会に突き進んでいる日本には、国債暴落や財政破綻のリスクが日増しに高まっています。

日本円あるいは日本資産への一極集中のリスクを分散させ、成長する海外の市場で投資するのが海外分散投資の主たる目的です。

次のチャートは、日経平均株価とアメリカのダウ平均株価の比較です。

日本の株価は、いまだにバブル崩壊前の最高値の半分程度で、横ばいが長く続いています。

成長乏しい日本の市場に比べ、海外には成長する市場があります。

詳しくは、次のページを参照して下さい。

なぜ米国市場・ETF・海外口座なの?
年金もあてになりそうにないし、給料もあんまり増えないし、少しずつでもお金を運用にまわし、老後に備えよう。そんな人が増えています。今の日本の置かれた...

海外分散投資では、先進国株式、新興国株式、先進国債権、新興国債券、海外不動産などに資産を積極的に分散させます。

このときの資産の配分(アセットアロケーション)をそれぞれ設定します。

例えばこんなように配分します。

積極的に海外に分散しますが、円建て日本資産も幾らか保有することもあるでしょう。

日本資産では、日本株、不動産(J-REIT)などが対象になります。

日本株に資産を配分する場合、どの銘柄にしようかとなります。

基本的にはベンチマークが日経平均やTOPIXなどのコストの安いETFやインデックス投信でしょう。

理由については、次のページを参照下さい。

集中・一括・アクティブ投資と分散・積立・インデックス投資の比較まとめ
分散投資・積立投資・インデックス投資の組み合わせは、簡単に始められ、初心者でも長期運用で大きな成果を得ることもできます。一方の集中投資・一括投資・...

ひふみ投信は、アクティブ投信なので信託報酬などの経費も、インデックスと比べ高めです。

ですが運用方針や投資実績からすると、日本株の投資対象として組み込むことは十分ありでしょう。

管理人は日本株はひふみプラスしかもっていませんが、さえない日本株のパフォーマンスを補うには十分すぎます。

ただし、過去の延長が未来ではありません。

資産規模が大きくなり過ぎてパフォーマンスが悪化するとか、ファンドマネージャーが変わるとかありえます。

定期的に大きな変更がないかぐらいチェックしておくとよいでしょう。

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