海外分散投資に使える低コストのインデックス投資信託の銘柄を選ぶ方法

    

モーニングスターのサイトで調べてみると、国際株式、国際債券、国内株式、国内債券、その他を全てあわせた投資信託の銘柄数は、合計5,124銘柄(2016年5月現在)もあります。

これら多数の中から数点の銘柄を選んで投資する訳ですが、選ぶには多すぎますよね。

目   次
1.海外分散投資に向いている投資信託とは?
 ・インデックスファンドを選択
 ・低コストの銘柄を選択
 ・為替ヘッジなしを選択
2.ベンチマークについて
3.投資信託の銘柄をピックアップ
4.銘柄を選ぶ

投資信託は、それぞれの運用会社が似たテーマの銘柄を発行しているのでたくさんあります。

一例ですが日本株の投資信託の銘柄数は、
日本株への投資信託 781銘柄
うちインデックスファンド 185銘柄
うち日経225連動のファンド 39銘柄

ひとつのベンチマークである日経225に対し39銘柄もある訳ですから、更に数の多いアクティブファンドを含めると膨大に数になります。

数多くある投資信託の銘柄から、いったいどのように選べばよいのでしょうか?

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海外分散投資に向いている投資信託とは?

ズバリ海外分散投資に向いている投資信託は、インデックスファンド、そしてその中でも低コストであるファンドです。

インデックスファンドを選択

ファンドマネージャーの腕が運用成績に大きく反映されるアクティブファンドの半数以上は、信託報酬が高く全体的にコスト高ということもあり、インデックスファンドの運用成績を下回っている事実があります。

アクティブファンドの銘柄はインデックスファンドよりもはるかに多く、長期の投資期間中を通してインデックスファンドを上回る運用成績のアクティブファンドを選ぶのは、不可能と言ってもよいでしょう。

低コストの銘柄を選択

投資信託におけるコストは運用成績を悪化させるものであり、長期運用ではこのコスト差はばかになりません。

同じベンチマークに連動した幾つかのインデックスファンドでもコストの違いはあります。その中でも低コストのファンドを選ぶことが有利です。

投資信託のコストには、大きくわけて販売手数料と信託報酬があります。販売手数料は、証券会社により異なります。

為替ヘッジなしを選択

海外分散投資の大きな目的の一つとして、日本の国債暴落、財政破綻にも備えておくことがあげられます。そのためには、日本円への一極集中は避けるべきです。

したがって為替ヘッジなしを対象にします。

投資信託を調べる方法について詳しくは、コチラ ➡ モーニングスターのサイトを使って円建て投資信託の銘柄を調べる方法

ベンチマークについて

インデックスファンドはベンチマーク(指数)に連動した運用を目指して行います。

インデックスファンドを選ぶということはベンチマークを選ぶことでもあります。

海外分散投資のために、資産のカテゴリー別にオーソドックスなベンチマークをピックアップしました。

カテゴリー 全世界株式
主なベンチマーク MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI)(除く日本)(円)
対象 日本を除く全世界の株式
カテゴリー 先進国株式
主なベンチマーク MSCIコクサイ・インデックス(KOKUSAI)(除く日本)(円)
対象 日本を除く世界の先進国の株式
カテゴリー 新興国株式
主なベンチマーク MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円)
対象 世界の新興国の株式
カテゴリー 先進国債券
主なベンチマーク シティグループ 世界国債インデックス(除く日本)(円)
対象 世界の主な国債
カテゴリー 新興国債券
主なベンチマーク JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円)
対象 世界の新興国の現地通貨建て国債
カテゴリー REIT
主なベンチマーク S&P グローバルREIT指数 (除く日本) (円)
対象 日本を除く世界のREIT

米国市場は世界市場に占める割合が非常に大きいので、先進国株式の代わりに米国株式を使う場合

カテゴリー 米国株式
主なベンチマーク S&P 500(円)
対象 米国の株式

米国市場は世界市場に占める割合が非常に大きいので、グローバルREITの代わりに米国REITを使う場合

カテゴリー 米国REIT
主なベンチマーク S&P 米国 REIT指数 (円)
対象 米国のREIT

 

ベンチマークとなる指標は数多く存在します。必ずこのベンチマークを選ぶ必要はありませんが、資産のカテゴリーを組み合わせることは重要です。

投資資金が豊富な場合は、他のカテゴリーを加えることもできます。

MSCIは、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルの略です。MSCIの他にもS&P、FTSEなどのブランドがあり、類似の指数も多くあります。

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投資信託の銘柄をピックアップ

次に実際に投資信託の銘柄をピックアップします。

モーニングスターを使って、信託報酬の安い銘柄からピックアップしました。

カテゴリー ファンド名 運用会社 経費率
全世界株式 DC全海外株式インデックスF 三井住友 0.28%
eMAXIS 全世界株式インデックス 三菱UFJ国際 0.65%
先進国株式 たわらノーロード先進国株式 DIAM 0.24%
外国株式インデックスファンド ニッセイ 0.27%
米国株式 i-mizuho米国株式インデックス ブラックロック 0.54%
新興国株式 i-mizuho新興国株式インデックス ブラックロック 0.45%
たわらノーロード新興国株式 DIAM 0.53%
先進国債券 たわらノーロード先進国債券 DIAM 0.22%
外国債券インデックスファンド ニッセイ 0.23%
新興国債券 eMAXIS 新興国債券インデックス 三菱UFJ国際 0.65%
SMT 新興国債券インデックス・オープン 三井住友TAM 0.65%
インデックスF・新興国債券 『愛称:Funds-i 新興国債券』 野村 0.65%
REIT たわらノーロード先進国リート DIAM 0.38%
SMT グローバルREITインデックス 三井住友TAM 0.59%
米国REIT SMT 米国REITインデックス・オープン 三井住友TAM 0.59%
eMAXIS 米国リートインデックス 三菱UFJ国際 0.65%

銘柄を選ぶ

最も経費率が安い銘柄を1つずつ選び、組み合わせると次のようになりました。

カテゴリー ファンド名 運用会社 経費率
先進国株式 たわらノーロード先進国株式 DIAM 0.24%
新興国株式 i-mizuho新興国株式インデックス ブラックロック 0.45%
先進国債券 たわらノーロード先進国債券 DIAM 0.22%
新興国債券 eMAXIS 新興国債券インデックス 三菱UFJ国際 0.65%
REIT たわらノーロード先進国リート DIAM 0.38%

全世界株式は、先進国株式と新興国株式がどちらも含まれていますが、のちのちのポートフォリオ運用を考慮すると、先進国株と新興国株は分けておく方がよいでしょう。

同じ理由から、投資資金がない場合を除き、バランス型は使わない方がベターと考えられます。

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