銀行の利子はほとんどゼロだし、投資に興味があるんだけど、何から始めたらいいかわからない。
株で失敗して大損するとかよく聞くし、投資には怖いイメージがある。
よくニュースで投資詐欺が話題になるが、騙されたりしないだろうか。
こんな言葉をよく耳にします。
投資をはじめることは簡単ですが、守るべきポイントがあります。
目 次 1.なぜ投資に対するイメージが悪いのか? ・株で失敗して大損するとかよく聞くし、投資は怖い? ・ニュースでよくある、いかがわしい投資に騙されるんでは? ・買った株の会社が倒産して大損するんでは? 2.投資を始めるための準備事項 3.投資の心構え・目的 4.キーワードは、インデックス・積立・分散・少額 5.少額で投資しながら上達するのが実は早道 |
結論からすると、簡単な投資のはじめ方としては、
インデックス・積立・分散・少額
がキーワードです。
なぜ投資に対するイメージが悪いのか?
投資というと範囲が非常に広いです。事業投資、不動産投資、証券投資、金投資、美術品投資、ワイン投資なんてのもあります。
一般的に個人の投資といえば、証券会社を通して取引する株や投資信託、ETF、債券、外貨(FX含む)などの金融商品が対象になるでしょう。
数ある投資の中でも、証券投資はネットを通して個人で手軽に、世界のさまざまな資産へ、低資金から投資でき、情報公開が進み、流動性が高いというメリットがあります。
株で失敗して大損するとかよく聞くし、投資は怖い?
投資で資産を増やすということは、同時にリスクも背負い込むわけです。
欲に目がくらみ高いリターンばかりを狙っていると、知ってか知らずか高いリスクとることになり、結果大損してしまいます。
別に株や投資信託の銘柄が悪いワケでもなく、投資家本人がリスクを考えていなかったからにすぎません。
初心者がよく知らないものに大金をつぎ込むのは、それだけで超ハイリスク。
ただ実践せずに見ているだけでは上達しないのも事実。
生活に支障のない少額から始めることで、小さいリスクで経験を積み上げることが出来ます。
投資信託は100円から買える銘柄がたくさんあります。
ニュースでよくある、いかがわしい投資に騙されるんでは?
いろいろ怪しい投資がたくさんあるし、人を騙そうとする輩も多いです。
怪しげな投資話の電話がかかってくることもあれば、メールが来ることもあります。
誘惑ばかりです。
なかには正しい情報もあるのかもしれませんが、見破る術がありません。
怪しいげな話には近づくべからずでしょう。
証券投資の場合は、大手証券会社でネット販売をしている上場証券(株やETF)や大手金融機関の投資信託を対象とします。
これらの情報は公開されています。
ネットで自分で売買するので、他の人からの勧誘や斡旋はありません。
勧誘や斡旋はすべて断わります。売り手と投資家は、利益が相反するんです。
経験を積みながら、自分で考えて売買するのが基本です。
必要な情報があれば、本や適切なサイトで調べればわかります。
こうすれば必ずもうかるなんて情報があれば、それはウソです。投資に必ずはありません。
証券投資がいかがわしいのでなく、寄ってくる人の話にのるのが危険です。
もちろん投資に限らず、ネット使うのでネット特有の犯罪(不正ログインやフィッシングなど)には注意が必要です。
買った株の会社が倒産して大損するんでは?
会社が倒産して株の価値がなくなることはあります。
大企業でも、経営危機や上場廃止になるケースがあります。
シャー〇、東〇 みたいな超大企業でも、あっという間に経営が傾きます。
個別企業株に投資するということは、そういったリスクを負うことになります。
企業の経営分析に長けた人以外は、個別企業株は買わないのが無難です。
多数の企業に分散投資している投資信託やETFだと、1社倒産しても被害は限定的です。
投資を始めるための準備事項
安全なインターネットの環境とネット証券口座と銀行口座が必要です。
ネット環境とセキュリティが重要、詳しくはコチラ ➡ 投資する環境を整えよう~口座開設におけるネット環境やセキュリティ対策
あと投資するお金がいりますね。
資金づくりは収入も支出も人それぞれ、参考にコチラ ➡ 投資のための資金つくり!投資・消費・浪費に分けて支出を削減
積立投資だったら、まとまったお金がなくても毎月少しづつ投資できます。
積立投資については、コチラ ➡ 積立投資の使い方や注意する点
投資の心構え・目的
投資の失敗事例は大変参考になります。
投資って精神修行みたいなところがあります。調子にのっている時が一番キケン。
失敗事例は頭の片隅に置いてくのが賢明、コチラ ➡ 投資によくある8つの失敗事例!失敗から学んだ対策を儲けに活かそう
投資を始めるときの心構えと注意事項は、コチラ ➡ 投資をする上での心構えと取り組み方
キーワードは、インデックス・積立・分散・少額
キーワードは、インデックス・積立・分散・少額 です。
幾つかに分散した、インデックス投信に、少額ずつ、積立投資する。
一括投資と分散投資を分かりやすく比較しています、コチラ ➡ 集中・一括・アクティブ投資と分散・積立・インデックス投資の比較まとめ
くどいようですが、始めはリスクを小さくするために、少額で運用すること。
少額とは、仮にすべて喪失しても、生活に全く支障がない額です。
これにつきます。
投資は、絶対額よりも利回り、つまりパーセント(%)で評価します。
10,000円の投資で5%の利回りとなった運用は、100,000円の投資でも5%の利回りになります。
絶対額で表すと、
10,000円の投資の5%は、500円の利益
100,000円の投資の5%は、50,000円の利益
少額で5%の利回りの運用ができる経験を積んで、そのあと投資額を上げれば利益額は大きくなります。
投資額を多くするのは、経験を積んで慣れてからでも遅くありません。
複利を効かすために、早く始めて、早く慣れて、継続すると効果が非常に大きくなります。
ムダ遣いを投資にまわすと、失敗しても実際の損失はありません。
ムダ遣いはお金が100%増えませんが、投資は結構な確率で増えます。
投資は、損得あるが、世界経済は拡大しているので、世界経済に投資していれば増える確率は高いです。
10年以上長期間運用すると一層確率が高くなるのは、実績で証明されています。
100%損するムダ遣いを減らして、その分だけでも投資にまわすと、将来大きな資産をつくってくれるでしょう。
少額で投資しながら上達するのが実は早道
少額でも投資経験を積む効果があります。
具体的には、先進国株式、先進国債権、新興国株式、新興国債券などのインデックス投資信託の組合せが基本です。
インデックス投資信託の選び方は、コチラ ➡ 海外分散投資に使える低コストのインデックス投資信託の銘柄を選ぶ方法
積立投資には自動積立が便利です、コチラ ➡ 低コストのインデックス投資信託を使った自動積立投資の方法
初心者が、いきなり大金をつぎ込んで大損して再起不能になるケースは多いです。
退職金などまとまったお金を持っている人は特にキケン。
いきなり大金で失敗するよりも、少額で投資を経験して学び、複利で徐々に資産を増やしていくことが実は早道です。
投資の神様ウォーレン・バフェットのことばより
「少額でよいから投資して下さい。本を読むだけではダメです。」
「宝くじと金持ちになるチャンス。人は前者の方に可能性を感じてしまうのでしょう。」(高い確立で金持ちになる方法があるのに、ほとんどの人は極端に確立の低い宝くじで金持ちになろうとする)
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