ティッカー:JNK
名称:SPDR バークレイズ ハイイールド債券 ETF
カテゴリ:債券
レバレッジ:なし
対象指数:バークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド指数
上場取引所:NYSE arca
売買単位:1口
設定日:2007年11月28日
運用会社:State Street Bank & Trust Company
分配頻度:毎月
経費率:0.4%
目 次 1.ファンド概要 2.JNKの使い方 |
ファンド概要
JNKは、米ドル建てハイイールド債券の指数であるバークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド指数(Barclays High Yield Very Liquid Index)と同等水準のパフォーマンスを目指すETFです。
同指数は、米ドル建てハイイールド社債の内、公募発行されて平均を上回る流動性を持つ債券で構成されるインデックスです。
主な組入銘柄(2016年9月20日時点):
NUMERICABLE-SFR SAS
NUMERICABLE-SFR SAS
WESTERN DIGITAL CORP
SPRINT CORP
FRONTIER COMMUNICATIONS
FIRST DATA CORPORATION
PRIME SECSRVC BRW/FINANC
REYNOLDS GRP ISS/REYNOLD
WIND ACQUISITION FIN SA
SPRINT COMMUNICATIONS
JNKの使い方
ハイイールド債は、高利回り債とも呼ばれ、その名の通り国債や投資適格債などと比較して利回り水準が高い債券です。格付け機関が行う格付けにおいてBBやBa以下の信用度が低くリスクが高い債券であるため、その分利回りが高くなっています。
そのハイイールド債を多数分散して組入れた指数に連動するのがハイイールド債のETFです。ハイイールド債のETFは、債権ETFの中では、分配金利回りが高く、ボラティリティが高い傾向にあります。
債券ETFは大きく、先進国公債、新興国公債、先進国社債、新興国社債、先進国ハイイールド債、新興国ハイイールド債とその他に分かれます。そのなかでもJNKは、先進国のハイイールド債に含まれます。
JNKはボラティリティが大きいので、一括購入には注意が必要です。サブプライム問題からリーマンショックの時に、JNKの値は約40%下落しました。逆に利回りは上昇しました。
インカムゲイン投資の運用について詳しくは、コチラ➡ 分配金を複利運用して老後の資産をつくるインカムゲイン型の投資信託やETF銘柄
価格が安くなり、利回りが高くなった時期に仕入れ(購入)ておくことで、リスクを低くし大きなリターンを期待できます。
購入時期を分散させ長期に運用する積立投資によって短期的な価格下落リスクを低く抑えることもできます。ETFを毎月定額で購入することで積立投資が可能になりますが、積立投資は米国証券会社でなければ手数料が高く、割に合いません。
手数料が格段に安いインタラクティブブローカーが最適といえるでしょう。
ETF積立投資の留意点としては、
・ETFは1口単位での取引であるので定額ちょうどは買えません。
・ETFは売買手数料がかかります。米国証券口座は手数料が安いです。
・自動積立はできません。
・ドル建てで取引するので、都度為替の影響を受けることはありません。
ETFの積立投資について詳しくは、コチラ ➡ インタラクティブブローカーズだから出来る低コストのドル建てETFを使った積立投資の方法
このページの関連記事
●米国市場の国・地域別ETF一覧表
●セクター別ETF一覧表
●収益タイプ別ETF一覧表
●日本と米国の証券会社比較
クリック応援お願いします!記事を書く励みになります。
にほんブログ村