分配金を複利運用して老後の資産をつくるインカムゲイン型の投資信託やETF銘柄

    

株式や投資信託などへの証券投資は、その収益のタイプによって大きく分けられます。

①キャピタルゲインタイプ
②インカムゲインタイプ
③その両方を兼ねるタイプ

インカムゲインタイプの証券は、持ってるだけで利子や分配金を生むので、老後の資産形成にも、年金の代替にもつかえます。

インカムゲイン投資の方法や注意点ってなんですの?

目   次
1.キャピタルゲインとインカムゲイン
2.インカムゲイン投資の銘柄
3.利回りだけを見て評価すると間違った判断をするので注意
4.インカムゲイン銘柄でも分散買い
5.再投資しなければ資産は増えない
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キャピタルゲインとインカムゲイン

株式はキャピタルゲインタイプの代表格です。株式は配当金や株主優待などインカムがある場合も多いですが利回りは低く、収益の源泉はあくまで価格上昇によるキャピタルゲインです。

成長が期待出来る企業を見つけて、その株式(グロース株)に投資するグロース株投資や、市場から本来の企業価値より低く見られている株式(バリュー株)を見つけて投資するバリュー株投資などがあげられます。

これは企業株でなくとも、成長性や割安性を見て国や業種別の投資信託やETFへ投資するのも同様と言えます。いずれも買った価格より高く売って利益を得ることを目標とします。

一方、債券はインカムゲインタイプの代表格です。比較的価格が安定し、比較的利回りが高い債券や債券派生の投資信託やETFに投資することで、利子や分配金を得ることを目標とします。安定的にインカムゲインを生む銘柄を見極めるのがポイントといえます。

債券というとすぐに日本国債を思い浮かばれる方が多いと思いますが、日本国債は財政破綻や国債暴落の危機ばかりか、利回りが低すぎ投資対象として不適といえます。

またREIT(不動産投資信託)のように、主に不動産賃料を原資とする分配金によるインカムゲインと資産価格上昇によるキャピタルゲインを期待できるものもあります。

インカムゲイン投資の銘柄

インカムゲインの銘柄は、持っている資産がお金(現金)を生むという魅力的な金融商品です。インカムゲインを主体とした投資は、老後の資産形成にも、年金の代替としてそのまま役立てることができます。

よくイソップ童話の「金の卵を産むニワトリ」の話に例えられます。金の卵=利子や分配金、ニワトリ=インカムゲインの銘柄という例えです。

ただし、そのような銘柄つまり「金の卵を産むニワトリ」がどこにでも転がっている訳でもなく、インカムゲイン投資にももちろんリスクがあります。そのあたりを十分把握して投資する必要があります。

これが「金の卵を産むニワトリ」だ!という明確は定義はたぶんないと思いますが、ザックリいうとこんな銘柄が対象になるのではないでしょうか。
・利子や分配金を生む債券やその派生商品
・価格が比較的安定している
・利子や分配金の利回りが比較的高い
・長期に投資できる

数値で定義できるとよいのですが、一概には定義できないでしょう。それは債券の価格と利回りの関係にあります。

債券には価格が上がると利回りが下がるという関係があります。また利回りが大きくなるほど価格変動が大きく傾向にあります。

ギリシャが債務危機の時に利回りが急上昇したギリシャ国債はわかりやすい例です。信用がない債券を安い利回りだと誰も買わないので、価格が安くなり、利回りが上がります。

要は常に利回りが高く、価格も安定しているような金融商品はないということです。リスクとリターンの関係です。ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンです。

具体的な銘柄情報については、収益タイプ別ETF一覧表 を参照下さい。

利回りだけを見て評価すると間違った判断をするので注意

利回りが高いから、という理由だけでポートフォリオに銘柄を組み込むと失敗のもとになります。

高い利回りで分配金を払い出すが、価格がどんどん下がるような銘柄もあります。

例えば、Mortgage Reitの中の銘柄には、高い利回りを売りにして、価格が分配金以上に何年も下落し続けている銘柄もあります。

Mortgage Reitは、住宅を中心とした不動産担保証券に投資するもので、米国では歴史がありますが、日本にはないReitです。短期資金を安価に大量に仕入れ、レバレッジをかけて住宅ローンに投資して金利差を収益としています。高い利回りは魅力ですが、金利動向等により取引価格が大きく上下します。

利回りだけでなく、価格や過去の推移とあわせて、資産の内訳もチェックする必要があります。知らずに理解できないものに投資するのは間違いのもとになります。

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インカムゲイン銘柄でも分散買い

利回りが高いということは、価格変動も大きくなる傾向にあります。

例えば、国債<適格社債<ハイイールド債、あるいは先進国債<新興国債の順に一般的に利回りが高いですが、その分価格変動も大きくなるので、そのリスクをよく把握しておく必要があります。

債券といえども高値で一括購入すると、原点復帰までに多くの時間が必要となります。

インカムゲイン銘柄でも買い時には十分注意することが必要です。毎月の積立投資や価格が下落したときの分割買いなどが対策といえます。

再投資しなければ資産は増えない

資産を増やすためには、インカム(利子や分配金)は再投資しなければなりません。インカムを再投資して複利運用します。インカムがあるからと言ってその都度消費していては資産は増えません。

とはいえインフレにもっとも強い資産は株式と言われています。キャピタルゲイン資産も組入れインフレに備えつつ資産の拡大を目指すのがベターといえます。

老後までまだ時間がある若い人は、キャピタルゲイン銘柄のウェイトを多くとり、インカムゲイン銘柄とを組み合わせることが理想です。老後まで時間があるので高いリスクを取りやすいからです。

老後が近づくにつれて、キャピタルゲイン銘柄の比率を減らし、インカムゲイン中心の銘柄にシフトすることが理想と言えます。

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