投資対象である株式や債券の動向と、世界景況や為替など経済情勢は切っても切れない関係です。
長期投資で短期の変動リスクを減らしますが、基本事項や考え方、取り組み姿勢は理解しておきたいところです。
投資活動は慣れるのに時間がかかるので、少額で少しずつはじめることが大事です。
少額で実戦経験を積みながら、本からも知識も得ていきましょう。
管理人が読んで参考になった本をピックアップしました。改訂版が出版されているものは、改訂版を載せています。
橘玲(海外投資を楽しむ会)さんの黄金シリーズ
これら一連の本を読んだのは10年近く前ですが、とても衝撃を受けたのを覚えています。
当時はお金についての知識も乏しく、サラリーマンとして何の疑問もなく生活していた自分に、一石を投じてくれた本です。
サラリーマンがいかに不自由であるか、年金や保険などの社会システムがいかに脆弱であるかなどの視点から、経済的独立をテーマに鋭い切り口で書かれています。お金の知識を得ながら楽しく読むことができます。
海外の銀行や証券会社について具体的に書かれている本は多くありません。本書は日本人が投資するうえでの世界の金融機関について幅広く貴重な情報を記載しています。
既に初版から数年経過していますが、海外投資を楽しむ会のホームページで更新された情報を見ることもできます。
この他にも
・臆病者のための株入門
などもあります。
ウォーレン・バフェットについての本
ウォーレン・バフェットは、言わずと知れた世界一の投資家で、フォーブス長者番付上位の常連で、米国上場企業バークシャー・ハザウェイの経営者です。
投資によって一代で莫大な財産を築いたというだけでなく、大富豪でありながら質素な生活の中で、強欲とは一線を画し、利益の社会還元、投資・経営に取り組む姿勢や人間性は、業界や年代を超えた多くの人々からオマハの賢人として尊ばれています
実際本人の著書はなく、近い人やインタビューをもとにしたものですが、それらからだけでも多くの事を学ぶことが出来ます。
バフェットの投資は、企業価値を見極めたうえで長期集中投資を行うもので、素人がまねるのは難しいですが、見習うべきものはたくさんあります。
バフェットの生い立ちからバリュー投資などバフェット投資の考え方についての本です。
バフェット成功の名言集です。ダイジェスト版として初めて読むのによいです。
投資戦略の名著
投資の世界では非常に有名な本です。インデックス投資の有効性を説いています。インデックス投資はETFや投資信託には欠かせない対象です。
いわゆるバフェットの集中投資とは正反対の方法ですが、投資には目的、金融リテラシー(力量)、財務状況やライフスタイルなどさまざまな投資環境が存在するので、一概にどちらがよいという話ではありません。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分の力量を含めた投資環境から適した方法を身につけることが大切です。
岡崎 良介さんの投資戦略本
本書には過去の世界経済の膨大なデータがあり、これだけでも一読の価値あります。
また膨大なデータから、相場が循環することを数値で解説しています。また投資のルールづくりについても触れています。長期投資をおこなううえで是非とも読んでおきたい一冊です。
万が一の国債暴落についても知っておこう
日本の国債暴落に関する本はたくさんあります。
ただ危機をあおるのは避けたいですが、どんな可能性があり、どんな事が起こりうるのか、その影響を軽減する方法はあるのかなどについては、関心を持っておくのも大切かと思います。
習慣化に役立つ自己啓発本
投資と自己啓発は密接に関係しています。
投資という手段を通して、自己実現を達成するためには、よい習慣を身につけることは何より大切な事なのかもしれません。
管理人の好きな本を3つあげてみました。
いわずと知れた自己啓発のバイブルです。たまに振り返って何度も読んでいます。
あまりにも有名な本です。ビジネスマンとしても大変役立ちます。マンガ版も出版されています。
何気なく本屋でみつけた本ですが、勉強に対する取り組み方が気に入っています。
振り返ってみると、大学生や社会人において、稼ぐことなど何も考えず敷かれたカリキュラム通りに勉強していました。
日本の教育では労働は美徳だが、お金や商売というと少し後ろめたい雰囲気があります。
お金はサービスの対価として支払われるので、サービスを向上させ稼ぐことはお客に対しての貢献になるはず、などと考えさせられます。
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