ティッカー:SPY
名称:SPDR S&P 500
カテゴリ:株式
レバレッジ:なし
対象指数:S&P 500
上場取引所:NYSE Arca
売買単位:1口
設定日:1993年1月22日
運用会社:State Street Bank & Trust Company
分配頻度:四半期毎
経費率:0.0945%
目 次 1.ファンド概要 2.SPYの使い方 |
ファンド概要
SPYは、S&P500に連動するパフォーマンスを目指すETFです。
S&P500は、スタンダード・アンド・プアーズ社が算出している米国の代表的な株価指数で、米国市場のニューヨーク証券取引所、NASDAQ上場の代表的な500銘柄の株価をもとに算出される時価総額加重平均型株価指数です。
主な構成企業上位(2016年3月31日時点):
Apple Inc.
Microsoft Corporation
Exxon Mobil Corporation
Johnson & Johnson
General Electric Company
Berkshire Hathaway Inc. Class B
Facebook Inc. Class A
AT&T Inc.
Amazon.com Inc.
Wells Fargo & Company
SPYの使い方
S&P500は、世界最大の米国市場の代表的な株価指数であり、米国市場全体を対象に投資するインデックスとして適しています。市況の判断指数としても、積立投資の対象としても適しています。
ほかの米国の代表的株価指数として、ダウ工業株30種平均(ダウ平均株価)やNASDAQ総合指数があります。
ダウ平均株価よりも広く分散されており、米国市場のインデックスとしてポートフォリオに組み入れるのはS&P500の方が適していると思います。
また世界の株価はちょくちょく暴落します。暴落した折に株式(ETF)を分割して購入することは、株式投資においては有効な方法のひとつでもあります。
世界最大の米国市場の代表的株価指数であるS&P500は、世界の株価の騰落状況を計るのに最適です。
S&P500の下落率のより投資額を変えるなど、S&P500をひとつの基準として、自身の投資ルールを設定することもできます。
S&P500に連動しているETFはSPYのほかに、IVV(ブラックロック、経費率0.07%)、VOO(バンガード、経費率0.05%)があります。経費はわずかな差ですがVOOが低いです。
設定はSPYがもっとも古く、取引量も多いです。いずれも日本国内の証券会社で取り扱いがあります。
ここではSPYを紹介していますが、インデックスファンドの経費率は少しでも低い方がベターなのでVOOもよいでしょう。
購入時期を分散させ長期に運用する積立投資によって短期的な価格下落リスクを低く抑えることもできます。ETFを毎月定額で購入することで、積立投資が可能になります。
積立投資は米国証券会社でなければ手数料が高く、割に合いません。手数料が格段に安いインタラクティブブローカーが最適といえるでしょう。
ETF積立投資の留意点としては、
・ETFは1口単位での取引であるので定額ちょうどは買えません。
・ETFは売買手数料がかかります。米国証券口座は手数料が安いです。
・自動積立はできません。
・ドル建てで取引するので、都度為替の影響を受けることはありません。
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