北朝鮮とアメリカが戦争になったら金融機関は大丈夫か?リスクを回避する資産防衛の方法

    

この8月29日の早朝に北朝鮮のミサイルが日本列島の上空を通過した。すぐに、Jアラートが発令され、テレビは全局緊急表示を放映していた。

日本人としては、なんとも腹立たしく、みじめな光景だった。

これまで平和ボケというぐらい平和を謳歌していた日本の隣で、核兵器をもって隣国を脅す国が現れた。北朝鮮とアメリカが戦争になったとき、ミサイルの被害は韓国や日本にもおよぶと予測されている。

日本が北朝鮮に対して出来ることは限られている。ましてや個人レベルでは手の施しようがない。日本が被害を受けずに、危機が消えてくれるのを祈るばかりである。

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とはいえ個人でも指をくわえて見ているだけでよいのか。自分の身は自分で守ることを真剣に考えなければならないのかもしれない。

自分で守る必要があるものといえば、まず命。そして次に資産だろう。

ここでは自分の資産を守る方法について考えてみたい。

日本が戦争に巻き込まれそうな時、自分の資産をどう守る?

目   次
1.戦争中と戦争後でどんなことが起こりうるのか?
2.日本円は安全通貨といわれるが、ミサイルが飛んできても安全なのか?
3.戦争に備えた安全な資産はあるのか?
4.自分の資産をどうやって守ればよいか?

戦争中と戦争後でどんなことが起こりうるのか?

このところの報道から、起こりうる戦争は、北朝鮮の挑発に対してアメリカが武力行使をおこなう可能性があること。

どちらが先制攻撃をするのかわからないが、戦争勃発時には、北朝鮮のミサイルが日本や韓国に飛んでくるといわれる。

圧倒的な軍事力を持つアメリカの敗戦は考えられないが、日本にミサイルが飛んできて被爆する事態が起こったと仮定してみる。

どんなことが起こりうるのか?

短期的に影響を受ける「戦争中」と、中長期的に影響と受ける「戦争後」に分けて、起こりうることを想定してみる。

戦争中

仮に首都圏にミサイルが飛んでくると、日本中の通信インフラがマヒすることが想定される。

電話やインターネットにとどまらず、銀行やATMの回線が利用できなくなる可能性もある。

飛行機や新幹線など交通機関もマヒするだろう。

次のようなことが起こるかもしれない。

・銀行など金融機関が機能しなくなる?

・現金が引き出せなくなる?

・クレジットカードや電子マネーが使えなくなる?

つまり手持ちの現金しか使えない状態だ。

政府のサイトでは、防災の準備としては、普段の生活の中で利用されている食品等を備えるようにとある。

戦争が短期的に終わるとすれば、自然災害とおなじ準備が必要だ。

まず安全を確保して、次は水と食料の確保が必要になる。それを調達するための現金が必要になる。

すこし多めの現金を準備しておくことは、戦争中には役立ちそうだ。

戦争後

戦争が終わると、戦後の処理が始まる。

資産を守るうえでは、この戦後の備えが重要になる。

被害の程度にもよるが、ミサイル攻撃により被害を受けたインフラは復旧するには月単位の時間を要することがありえる。それに加え、2次被害が起こってくる。

2次被害というのは、ミサイルで直接受けた被害ではなく、戦後の混乱に起因する物価上昇、財政悪化、景気悪化などだ。

次のようなことが起こるかもしれない。

・物が不足して物価が上昇する?

・被災や通信、流通障害で、事業を継続できない企業がでてくる?

・おなじく、事業を継続できない金融機関がでてくる?

・経済活動への影響が長引き、日本株が暴落する?

・災害復旧や防衛費増大、社会保障費の増大で、日本の財政が更に悪化する?

・財源がなく、国債を乱発し、国債暴落が発生する?

世界経済はつながっているので、日本や戦争にかかわった国だけでなく、世界中が動揺し、市場の混乱が起こることは間違いない。

日本円は安全通貨といわれるが、ミサイルが飛んできても安全なのか?

よく世界情勢の不安が発生すると、比較的安全な通貨として円買いが進むといわれる。

事実、2008年のリーマンショックや2011年の東日本大地震、2016年のイギリスの国民投票などで、円高が進んでいる。

この借金大国の通貨が買われるのも疑問であるが、海外資産を多く持つ日本円は世界情勢の不安が起こると買い戻されている。

円高は、輸出企業にとってはマイナスだが、自国の通貨が高くなること自体はメリットがある。

しかし日本にミサイルが飛んで被害を受けたときに時に、円高が進むのだろうか?

戦争となると有事のドル買いが進むことは考えられる。日本円が買われるかはわからない。

ただ戦争被災による財政悪化に起因する日本国債暴落、ハイパーインフレが起こる可能性は現状より確実に上がる。そしてそれは超円安を引き起こす。

日本国債が暴落した場合は、日本に甚大な影響がでる。

日本は第二次世界大戦ですでに国債暴落を経験済みだ。

日本の国債暴落について詳しくは、コチラ ➡ 国債暴落・財政破綻がすぐそこ

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戦争に備えた安全な資産はあるのか?

戦後の備えとして有効な資産は何かを、資産別に勝手に評価してみよう。

現金は安全か?

日本円を現金で持つ。現金のリスクとしては、物価上昇や国債暴落が発生したときに価値が下がること。

どこにミサイルが飛んで来るかわからないのに、戦争前後を通して、資産を多くの現金で持つのは安全上のリスクが高そうだ。

銀行預金は安全か?

銀行預金のリスクとしては、銀行自体が破綻することと、物価上昇や国債暴落が発生したときに価値が下がること。

銀行破綻は、1,000万円まではペイオフ(預金保証)がある。戦後もしっかり機能していればだけど。

株式や投資信託などの証券は安全か?

以外にも第二次世界大戦中の日本でも、株式市場は機能してるんです。その後国債が暴落し、ハイパーインフレ(急激な物価上昇)が起きたが、日経平均株価は物価とともに大きく上昇した。

これは株価の実質価値が上昇したのではなく、日本円の価値が下がったということ。

株式がインフレに強い資産の証明でもあるが、倒産する企業も出てくる。

株式や投資信託のリスクとしては、市場の混乱で証券の価値が乱高下すること。長期保有であればそのリスクは緩和されるだろう。

ただ日本国債とその投資信託は、国債暴落が発生したときは価値が激減する。

金は安全か?

「有事の金」と言われる。金は、通貨や株式などの証券に対して、実質価値が安定しているから。

リーマンショックでは、金価格は大きく上昇した。

今回の戦争で金が上昇するかどうかは予測できないが、価値を保存する手段としては効果がある。国債暴落にも効果あり。

ただし現物保有では、別に安全上のリスクがともなう。

不動産は安全か?

もちろん北朝鮮のミサイル攻撃で、所有する不動産が被害を受けた場合は、価値を著しく失ってしまう。

ただ直接被害がない場合は、不動産の保有は、戦争後のリスクが少ないと思われる。

これは不動産をすでに持っている場合で、戦争になるかもしれないから不動産を買っておこう、とはならない。

海外資産は安全か?

海外資産というのは、外国通貨、外国株式、外国債券、外国不動産など。

日本がミサイル攻撃で被災する想定では、外国資産の直接的なリスクはないだろう。

北朝鮮とアメリカの戦争では、アメリカは戦争に直接かかわっているので、米ドルや米国証券などは影響を受けることが想定される。

ただアメリカはいつもどこかで戦争をしており、本国が北朝鮮から遠いこともあり、あまり大きな影響を受けないかも。

海外の株式や投資信託のリスクとしては、市場の混乱で証券の価値が乱高下すること。でもこれは世界中で起こる。

自分の資産をどうやって守ればよいか?

自国である日本が戦争被害があった場合、自分の資産や生活に全く影響がでないことはない。

ただ、不確実なことが起こりうることを考えると、自分の資産を分散して保有することが必要だ。

想定した中で被害がもっとも大きいものは、第二次世界大戦後にもあったように、財政が悪化し、国債が暴落し、ハイパーインフレ(急激な物価上昇)が起こることだ。

その場合は、日本円および日本国債の価値が激減する。

その最悪の被害を回避するためには、資産の一部を外国資産へ移すことが一つの対策となる。

資産を海外口座に移しておくと、日本の影響をより受けなくなくなる。資産が多い人は検討の余地があるだろう。

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