ティッカー:IYR
名称:iShares US Real Estate
カテゴリ:不動産
レバレッジ:なし
対象指数:ダウジョーンズ米国不動産指数 (Dow Jones U.S. Real Estate Index)
上場取引所:NYSE Arca
売買単位:1口
設定日:2000年6月12日
運用会社:ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ
分配頻度:四半期
経費率:0.44%
目 次 1.ファンド概要 2.IYRの使い方 |
ファンド概要
IYRは、米国の不動産セクターの株式で構成されるDow Jones U.S. Real Estate指数に連動するパフォーマンスを目指すETFです。REITが9割以上を占めています。
主な構成企業上位(2016年3月31日時点):
SIMON PROPERTY GROUP REIT INC
AMERICAN TOWER REIT CORP
PUBLIC STORAGE REIT
CROWN CASTLE INTERNATIONAL REIT CO
EQUITY RESIDENTIAL REIT
AVALONBAY COMMUNITIES REIT INC
WELLTOWER INC
WEYERHAEUSER REIT
PROLOGIS REIT INC
EQUINIX REIT INC
IYRの使い方
IYRは、米国REIT最大規模のサイモン・プロパティーズをはじめ9割をREITで構成された米国の不動産セクターのインデックスに連動しています。
IYRの経費率は0.44%であり、同様に米国REITで構成されるVNQの0.12%より高めです。
自身のポートフォリオに海外REITを組入れる場合には、VNQをまず第一に検討してみるのがよいですが、VNQは2016年7月時点で日本国内の証券会社での取り扱いはありません。
IYRは、マネックス証券やSBI証券で取り扱いがあります。国内証券会社でREITを取引する場合は、IYRが候補になります。
REIT価格は不動産市況や金利の影響を受けます。サブプライム問題からリーマンショックの時に、IYRの値は約70%下落しました。逆に利回りは上昇しました。
価格が安くなり、利回りが高くなった時期に仕入れ(購入)ておくことで、リスクを低くし大きなリターンを期待できます。
購入時期を分散させ長期に運用する積立投資によって短期的な価格下落リスクを低く抑えることもできます。ETFを毎月定額で購入することで積立投資が可能になりますが、積立投資は米国証券会社でなければ手数料が高く、割に合いません。
一括投資と積立投資の比較について分かりやすくまとめました、コチラ ➡ 集中・一括・アクティブ投資と分散・積立・インデックス投資の比較まとめ
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