AMLP 【Alerian MLP】

    

ティッカー:AMLP
名称:Alerian MLP
カテゴリ:MLP
レバレッジ:なし
対象指数:Alerian MLP Infrastructure Index
上場取引所:NYSE Arca
売買単位:1口
設定日:2010年8月24日
運用会社:ALPS Advisors, Inc.
分配頻度:四半期
経費率:0.85%

目   次
1.ファンド概要
2.AMLPの使い方

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ファンド概要

AMLPは、米国のパイプラインや貯蔵施設などエネルギーインフラのMLP(Master Limited Partnerships)で構成するAlerian MLP Infrastructure Index指数に連動するパフォーマンスを目指すETFです。

分配金利回りが相対的に高く、インカムゲインを目指すために活用できます。

主な構成企業上位(2016年3月31日時点):
Energy Transfer Partners LP
Enterprise Products Partners LP
Magellan Midstream Partners LP
Buckeye Partners LP
Plains All American Pipeline LP
MPLX LP
Sunoco Logistics Partners LP
Williams Partners LP
ONEOK Partners LP
EQT Midstream Partners LP

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AMPLの使い方

アメリカのシェール革命が世界のガスやオイルの流れに変革をもたらし、世界一の輸入国であったアメリカが純輸出国に変わりつつあります。

MLPは、マスターリミテッドパートナーシップの略称で、 主に米国のエネルギー・インフラに関わる事業に投資し、 資源の輸送料を収益として分配しています。

不動産賃料を収入源とするREITに似ており、REITのエネルギー・インフラ版とも言えます。

高配当で利回りが高く、価格も上昇するので、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を得ることも可能です。

しかし価格が大きく下落すると、配当を打ち消す以上の損失となることもあります。これもREITに似ています。

REIT価格が不動産市況の影響を受けるのと同様に、MLPもエネルギー市況の影響を受けます。

AMLPの価格は、2014年の9月以降原油価格の下落とともに大きく下落しました。価格が大幅に下がるにつれ、逆に利回りはが上がる傾向にあります。

価格が安くなり、利回りが高くなった時期に仕入れ(購入)ておくことで、リスクを低くし大きなリターンを期待できます。これもREITと似ています。

一括投資と積立投資の比較について分かりやすくまとめました、コチラ ➡ 集中・一括・アクティブ投資と分散・積立・インデックス投資の比較まとめ

AMLPのほかにも米国市場には20以上の多くのMLP銘柄が上場されています。ZMLPやYMLPなどありますが、対象指数によってボラティリティや利回り傾向が違います。

AMLPは他と比べるとボラティリティが小さく、長期投資に適していると思います。

AMLPは、2016年7月時点で日本国内の証券会社での取り扱いはありません。アメリカの証券会社であるインタラクティブブローカーズファーストレード証券で売買できます。

Morningstarのサイトで米国市場のETFを調べる方法は、コチラ ➡ Morningstarを使ってアメリカ市場のドル建てETF銘柄を調べる方法

 

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